阪急阪神不動産、松原・豊中に新拠点完成

拠点・施設阪急阪神不動産は、大阪府松原市と豊中市において、マルチテナント型物流施設「ロジスタ大阪松原」と「ロジスタ豊中」が完成したことを発表した。

両施設では、環境や省エネルギーに配慮し、館内LED照明、人感センサーライト、節水型衛生器具などを採用することで、ZEB Readyの認証を取得。今後も同社が展開する物流施設「ロジスタ」では、ZEB Ready以上の認証取得を目指すという。

ZEB（ゼロ・エネルギー・ビルディング）の基準において、ZEB Readyは、従来の建造物と比較して50％以上の一次エネルギー消費量を削減した建築物を指す。

「ロジスタ大阪松原」は阪神高速道路松原線・三宅IC（インターチェンジ）まで約3.5km、阪和自動車道・松原ICまで約4.4kmの地点に位置しており、複数の高速道路へのアクセスが良好で、関西圏の消費地を広くカバーすることが可能。トラックバースは、合計12台の大型車が同時に接車することができる。また倉庫部分は、床荷重が1.5トン／平方m、1階2階の天井有効高は5.5ｍのほか、昇降設備は荷物用EV（積載荷重3.5t）、垂直搬送機をそれぞれ2基実装している。さらに、入居テナントのマテハン機器導入に伴う施設仕様の変更の要望など、先進的な物流施設に求められるニーズに対応可能な機能性・汎用性を兼ね備えた仕様となっている。

▲ロジスタ大阪松原（出所：阪急阪神不動産）

「ロジスタ豊中」は阪神高速道路池田線・豊中南ICまで約３．５km、名神高速道路・豊中ICまで約４km、中国自動車道・中国池田ICまで約３.５kmの地点に位置しており、複数の高速道路へのアクセスが良好で、大阪中心部および関西圏の消費地への配送に適した立地。また、阪急電鉄宝塚線「岡町」駅より約１.３kmの徒歩圏内であることから、雇用確保面でも有利な立地である。
トラックバースは合計１０台の大型車が同時に接車することが可能。また倉庫部分は、床荷重が１.５t／平方m、天井有効高は５.５ｍのほか、昇降設備は荷物用EV（積載荷重４.１t）、垂直搬送機をそれぞれ１基実装している。さらに、入居テナントのマテハン機器導入に伴う施設仕様の変更の要望など、先進的な物流施設に求められるニーズに対応可能な機能性・汎用性を兼ね備えた仕様となっている。

▲ロジスタ豊中（出所：阪急阪神不動産）