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日本郵便とASCL、ドローンのレベル4飛行に初成功

2023年3月28日 (火)

調査・データ日本郵便(東京都千代田区)が計画していた国内初のレベル4飛行(有人地帯での補助者なしの目視外飛行)がこのほど、東京都奥多摩町で行われ、成功を収めた。機体メーカーのACSL(江戸川区)が27日に発表した。

▲実証実験の様子(出所:ACSL)

レベル4飛行は、2022年12月の航空法改正で解禁された。初飛行の計画は日本郵便が先に発表していたが、降雨のため予定していた3月23日から24日に1日ずらして行った。産業用ドローン「PF2-CAT3」を使用し、奥玉郵便局から配送先地区の個人宅に荷物を運んだ。

今回の飛行に先立ち、ACSLはレベル4に対応したドローンとして同機の開発を行い、23年3月13日に国土交通省から第一種型式認証を、同15日には第一種機体認証を取得していた。これも日本で初めてだった。ACSLは「今後もレベル4飛行に対応できる安全、安心なドローン開発を進め、重労働で危険な業務を無人化していく。ドローンの社会実装を推進していく」とコメントしている。

▲第一種型式認証取得のPF2-CAT3(右)、日本郵便の実証で使用してきたACSL-PF2(左)

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LOGISTICS TODAY編集部
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