ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

損保ジャパン、BYD製EVフォークに修理保険適用

2023年3月29日 (水)

▲EVフォークリフト(出所:損保ジャパン)

産業・一般損害保険ジャパンは29日、中国EV(電気自動車)大手のBYDグループで、日本国内のフォークリフト販売・整備を担うBYDフォークリフト・ジャパン(BYD FORKLIFT JAPAN、群馬県館林市)と、EVフォークリフト普及に向けて協働すると発表した。BYDのEVフォークリフトの購入者に対し、部品交換や修理などの保証体制を整備する。

BYDフォークは購入者に対し、同社が販売した部品に欠陥があることで交換か修理が必要となる場合など、あらかじめ定められた範囲の事象に対して無償での対応を長期間保証する。消耗品の消耗による故障は対象外となる。損保ジャパンはBYDフォークの部品交換・修理費用を補償する保険を提供することで安定的な運営を支援する。購入者の希望に合わせ、SOMPOリスクマネジメント(東京都新宿区)が提供する「AIフォークリフト運転診断サービス」を提供し、フォークリフトドライバーの運転の安全向上や事故防止につなげる。

BYDは世界で初めてリン酸鉄(LFP)リチウムイオン電池を搭載したフォークリフトの量産化を実現し、これまでに物流倉庫業界や食品業界、機械・製造業界など世界30か国1000以上の事業者に、長時間稼働、短時間充電が可能なフォークリフトを導入した実績を持つ。損保ジャパンは静音性の高さや排気ガス削減の有効性などからEVフォークリフトの需要が高まると予想し、BYDとともに気候変動への具体的な対策として普及に取り組むとしている。

SOMPOなど、AIによるフォーク事故の分析サービス

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com