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三井住友F&L、旭タンカーに2隻目EV内航船リース

2023年3月29日 (水)

環境・CSR三井住友ファイナンス&リース(SMFL、東京都千代田区)は29日、旭タンカー(同区)に対し、2隻目となる次世代内航電気推進タンカー(EVタンカー)の「あかり」のリースを28日に開始したと発表した。2022年4月から、旭タンカーは世界で唯一の次世代内航EVタンカー「あさひ」を商用運航しており、今回のあかりが世界で2隻目となる。

▲次世代内航電気推進タンカー「あかり」(出所:三井住友ファイナンス&リース)

同船は大容量リチウムイオン電池を動力源とするピュアバッテリーのEVタンカーで、CO2や窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、煤煙などのゼロエミッション化を実現。自然災害発生時には大容量バッテリーで貯蓄した電気を非常用として陸上で活用でき、地域のBCP(事業継続計画)やLCP(生活継続計画)に資する役割を担う。

旭タンカーとのリース契約は、海運業界の気候変動リスクへの取り組みに対して金融業界から支援することを目的としたポセイドン原則に基づくもので、SMFLはポセイドン原則に参画する唯一のリース会社。今回の旭タンカーとの契約では、CO2削減実績に応じてリース料を変動させるサステナビリティ・リンク・リースを採用した。SMFLで8件目の海運事業者向けのサステナビリティ・リンク・リースあるいはローンの形態で、内航船での取り組みは初めてとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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