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ホンダ、米国に航空機用MRO施設を建設

2012年9月28日 (金)

拠点・施設本田技研工業は9月28日、航空機事業子会社のホンダエアクラフトカンパニー(HACI)が米国東部時間の9月27日に、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」用メンテナンスサービス(MRO)施設の建設を開始したと発表した。

MRO施設は、ノースカロライナ州グリーンズボロ市のHACI本社隣接地に建設され、機体整備用の格納庫のほか、顧客サポートセンター、顧客専用設備などを設ける。延床面積は9万平方フィート(8400平方メートル)、投資額は2000万ドル(15.6億円)となる。

MRO施設の格納庫は、ホンダジェットの総点検、広範囲にわたる重整備や機体の補修、修理を効率よくできるよう最新式の設備を備え、12機のホンダジェットを同時に整備することができる。

また、サポートスタッフによってサービス部品の出荷なども行う。顧客サポートセンターには、ホンダジェットの技術スペシャリストが常駐し、年間を通じて24時間対応で世界中の顧客やディーラーからの問い合わせや要望に対応する。

顧客専用設備には会議室やラウンジなどを備え、顧客やパイロットがMRO施設に滞在している間も快適に過ごせる環境を整える。