ライナフ、北海道で置き配申込棟数が1000棟超え

（出所：ライナフ、クリックで拡大）

サービス・商品ライナフ（東京都文京区）は6日、同社が提供する「スマート置き配」の申込棟数が北海道で1000棟を突破したと発表した。首都圏でも導入棟数が4000棟を超えている。

スマート置き配は、オートロック付きマンションでスマートロック「ニンジャ・エントランス」を利用して受取側が指定した場所に配達員が荷物を届けるサービスで、宅配ボックス不足の解消と、宅配ボックスのトラブル削減が目的。

特に北海道などの雪国エリアでは、降雪による配送の遅延や停止が発生するなか、スマート置き配を導入することで利用者が希望日時に荷物を受け取ることができるようになる。運送会社にとっても業務効率化や燃料費の削減、CO2排出量の削減といった利点が見込める。

このサービスは「認証された配達員」のみが入館できる仕組みで、エントランスの解錠履歴が記録される。マンションオーナーや管理組合、管理会社は費用を負担することなく導入できる。

同社の滝沢潔社長は「2024年問題が喫緊に差し迫るなか、今後ますます、置き配は社会に必須の物流サービスになると確信している」とコメント。導入企業は「高い入居率を保つことをミッションに、今後も他社との差別化に注力していく」と話した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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