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マースク、英国で倉庫ネットワークを拡大

2023年4月6日 (木)

▲ジスティクスパークイーストミッドランズゲートウェイの施設(出所:A.P.モラー・マースク)

拠点・施設デンマーク船社のA.P.モラー・マースクは、英国で倉庫ネットワークを拡大する。ドンカスター、タムワース、ケタリングの倉庫に加え、セグロが開発する「セグロロジスティクスパーク・イーストミッドランドゲートウェイ」で6万3000平方メートルの物流施設の賃貸契約を結んだ。物流パーク周辺のラストマイル輸送を含め、すべての内部輸送をEV(電気自動車)トラックで行う計画。

新倉庫は6月に完成予定で、英国の不動産企業であるセグロが開発する700エーカー(283万2900平方メートル)もの開発地の一部に立地。この物流パークは英国唯一の内陸フリーポートと、フェリックストウ、ロンドン・ゲートウェイ、サウサンプトンの港に直接鉄道でアクセスできる、50エーカー(20万2350平方メートル)の戦略的鉄道貨物インターチェンジ(SRFI)が併設されている。

これにより、貨物輸送は大幅にスピードアップし、内陸輸送による排出量も削減。倉庫自体が建設時と運用時の温室効果ガス(GHG)排出量が低く抑えられ、屋根全面に太陽光発電パネルを設置、リサイクル建材が広範囲に使用されている。また、全電気式の重量運搬車の運用も検討されているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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