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マースク、インド首都圏に2倉庫開設

2022年9月27日 (火)

▲ハラヤナ州ファルークナガルの新倉庫(出所:A.P.モラー・マースク)

国際欧州海運大手のA.P.モラー・マースク(デンマーク)はこのほど、インド首都圏に2つの倉庫を開設したと発表した。これでインド国内の物流施設は20を超え、合計で30万平方メートル以上のスペースを展開できるようになったという。

同社によると、開設地はハラヤナ州ファルークナガルとウッタルプラデシュ州ダドリ。ハラヤナ州の倉庫は3万9000平方メートルの広さで、日用品などの小売や大手EC(電子商取引)事業者の利用を想定している。ウッタルプラデシュ州の倉庫は内陸コンテナターミナル内にあり、9300平方メートルで、保税機能を持つ。鉄道駅や国道、空港にも近い優れた立地が特徴という。

マースクは9月初めにアジア太平洋地域の大手物流企業を買収しており、インドを含むアジア事業を強化している。