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ESR東扇島DCが完成、国内最高層9階建て

2023年4月6日 (木)

拠点・施設ESR(東京都港区)は6日、東扇島(川崎市川崎区)で敷地面積7万7725平方メートル、延床面積34万9003平方メートル、9階建てのマルチテナント型物流施設「ESR東扇島ディストリビューションセンター」(東扇島DC)が3月31日に完成したと発表した。

▲ESR東扇島ディストリビューションセンター(出所:ESR)

東扇島DCは同社にとって全国で30件目、神奈川県内では7件目の完成プロジェクトで、都心、港、羽田空港に近く、輸出入にも柔軟に対応できる好立地。施設内は冷凍冷蔵にも対応可能なプランを用意し、入居企業の物流運営の効率性と汎用性を追求。海上コンテナトレーラーに対応するトラック待機場を37台分備えた。

倉庫部分は、1階に冷凍冷蔵ニーズに対応できるよう有効高6.5メートル・床荷重2トン(1平方メートルあたり)、2-8階には有効高5.5メートル(8階は5.5-8.5メートル)、床荷重1.5トンを確保。すべての階で2.5トンのフォークリフトが走行できるという。

▲美観と視認性を意識した照明演出

最小賃貸区画は1480坪で、各階最大6テナント、計48テナントへの分割に対応する。同社は「冷凍冷蔵、ロボティクス、倉庫内空調、ハイスペックな物流システム導入など、入居企業の多様なニーズに応えることができる」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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