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キューネ、回収物流の取り組み拡大をアピール

2023年4月18日 (火)

▲イメージ(出所:キューネアンドナーゲル)

ロジスティクススイスに本拠を構える物流大手のキューネアンドナーゲルは18日、2020年に20年の節目を迎えた米プリンター専業メーカーのレックスマークとのパートナーシップについて、連携施策の進捗状況を報告して両社の強い結びつきをアピールした。

キューネは「この協力関係はベルギーの中規模の契約物流拠点から始まり、キューネがすべての大陸でコントラクト物流、海運、航空運送、道路運送、統合物流サービスを提供することで世界規模に拡大している」と地理的な連携の広がりを強調。

2004年以降、キューネの4PLチームは、レックスマークと共同でレックスマーク・カートリッジ・コレクション・プログラム(LCCP)を開発し、最適化してきたとした上で「LCCPの一環として、レックスマークは使用済みプリンターカートリッジを回収し、リサイクル、リマニュファクチャリングすることで廃棄物を削減し、環境への影響を最小限に抑えている」(キューネアンドナーゲル)と、プリンターカートリッジの回収物流で両社の連携が進んでいることを説明した。

さらに「キューネの世界的な統合物流ネットワークと、すべての輸送モードでのリバース物流を管理する専門知識のおかげで、同社は欧州、中東、アフリカ(EMEA)の30か国以上でレックスマークのLCCPプログラムを実行する手助けをしている。さらに、キューアンドナーゲルの4PLチームは、レックスマークのITシステムと連携したカスタマイズされた受注管理システムを開発し、リバース物流プロセスをさらに効率化している」と、両社の回収物流の仕組みが地理的に拡大していると報告。

このパートナーシップで重要な転換点となったのが、キューネが「効率的で持続可能でコスト効果の高い物流業務の管理と最適化を行うハブ」として機能させているアライアンス・コントロール・センター(ACC)の設立だと指摘した。ACCはハンガリーとポーランドで運営されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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