江戸川区、キヤノンITの煙検出AIを導入｜短報

国内キャノンITソリューションズ（キャノンITS）は4月28日、4月から東京都江戸川区で「煙検出AI連携サービス」の提供を開始したと発表した。同サービスは、高所カメラで撮影された画像をAIで解析し、煙を検出した場合に担当者に通知するサービス。2024年中に幅広い顧客への提供を目指している。

「煙検出AI連携サービス」はウェブAPIで提供され、煙の検出有無や類似度、位置情報を取得できる。カメラシステムや防災システムから定期的にAPIを呼び出すことで、24時間365日カメラの画像から煙の有無を監視し、火災発生時に担当者へのメール通知が可能。煙の画像に関しては、火災時のデータが不十分だため、理経（東京都新宿区）と協力してCGを用いた学習データを準備。天候や時間帯に合わせたデータを用いて機械学習を行い、精度の高いAIの開発に成功した。

▲サービスの特長（出所：キャノンITS）

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