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35年までに520億米ドル規模に、自動マテハン市場

2023年5月1日 (月)

調査・データSDKIは4月28日、自動マテリアルハンドリング市場の調査結果を発表した。3月17日から25日にかけて実施された調査では、542人から有効な回答が得られた。

自動マテリアルハンドリング(AMH)市場は2022年の時点で290億米ドルと評価され、2035年までに520億米ドルの市場規模に達すると予測されている。成長要因として、倉庫の自動化やEコマース業界の拡大、インダストリー4.0テクノロジーの採用、職場の安全性が挙げられた。一方、市場成長の制限要因としては、自動化システムに対する従業員の認識や高額な初期費用、機器の故障が考えられる。

市場はシステムタイプ別、機器タイプ別、エンドユーザー別に分類されており、ユニットロードマテリアルハンドリング部門が成長の中心となると予想される。また、自動保管、検索システムは最大の収益を獲得するとされている。エンドユーザー別では、小売・倉庫・流通センター・物流センターが最高のCAGR6%で成長すると予測されている。電子商取引の急速な拡大やサプライチェーンネットワークのグローバル化、クラウドベースのネットワークの採用増加などが、自動マテリアルハンドリング(AMH)の需要を引き上げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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