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宇宙から地球への物資回収インフラを具体化へ

2023年5月2日 (火)

M&A小型人工衛星開発のElevationSpace(エレベーションスペース、仙台市青葉区)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月27日、地球低軌道拠点(地上から200~1000キロ)からの高頻度再突入と回収事業に関しての共創活動を開始すると発表した。これにより、宇宙で採取したサンプルや微小重力環境で開発した高品質材料などを地球に持ち帰るための、物資回収インフラを具体化し、将来的に提供することを目指す。

民間企業によるロケット打ち上げや月面着陸が話題になる昨今、地球から宇宙への物資輸送は着実に増えているが、宇宙から地球への帰り便については、機会や頻度は限られている。研究者たちの間では、「宇宙で実験・製造したものを地上で解析するサイクルを短期間に高頻度で行いたい。宇宙で回収したものを速やかに地上に回収したい」という声があり、宇宙から地球への物資輸送の需要は高まりつつあるという。

宇宙から地球への物資回収インフラ構想を具体化することで「宇宙領域への参入企業の増加や国内サプライヤーの競争力の向上、更なるイノベーションの創出を可能にする」としている。

(出所:エレベーションスペース)

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LOGISTICS TODAY編集部
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