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三菱電機、中国にアフターサービスの新会社設立

2012年10月11日 (木)

荷主三菱電機は11日、中国で放電加工機・レーザー加工機・数値制御装置(CNC)などの産業メカトロニクス製品のアフターサービス体制を強化する一環として、保守部品・消耗品の調達・修理・販売を行う新会社を設立し、10月から営業を開始したと発表した。新会社は、2015年度に売上高15億円を目指す。

中国では、現地の需要増加と日本・台湾・韓国企業などの進出に伴い、放電加工機・レーザー加工機・CNC工作機械の設置台数が増加しており、今後アフターサービス対象台数の大幅な増加が見込まれている。

三菱電機は、アフターサービス機能を強化するため、日本国内のサービス会社・菱電工機エンジニアリングで蓄積したサービスノウハウを中国に水平展開する方針で、菱電工機技術(大連)を設立し、中国で部品修理機能を実現。併せてサービス部品の現地調達を拡大・迅速化し、アフターサービス体制強化を図る。

また、新会社は中国生産品用保守部品のグローバル供給拠点としても活用する。