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ファミマがFCトラック走行実証、東京と福島店舗で

2023年5月10日 (水)

▲走行車両のイメージ(出所:ファミリーマート)

荷主ファミリーマートは10日、物流における脱炭素化を目指し、FC(水素燃料電池)小型トラックの実用化に向けた走行実証を開始すると発表した。使用車両はいすゞ自動車のエルフ(最大積載量3トン)がベースで、東京都と福島県の店舗に15日から随時投入していき、2025年までに30台を投入する予定。FC小型トラックは、軽油使用の内燃車と比較して1台あたり年間23トンのCO2削減効果が見込まれるという。

走行実証の概要としては、弁当やサンドイッチなどを中心とした1日3便、延べ30店舗への配送コースで実施。燃費・航続距離・温度管理・水素ステーションでの充てんなど、トラックの実用性と利便性を検証し、今後の導入拡大の判断材料にする。なお、今回の走行実証は、各車両とも実運用開始から6年間継続して実施される。

同社は30年までに、物流におけるCO2排出量を17年度比30%削減することを目標に掲げており、これまでにもクリーンディーゼル車両の導入やAI(人工知能)を活用した配送シミュレーターの自社開発、EV(電気自動車)トラックの走行実証に取り組んでいる。コンビニエンスストア大手のローソンやセブン-イレブンも、FCトラックの導入を開始している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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