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ゼロ3Q決算、車両輸送受託台数の増加などで増収増益

2023年5月11日 (木)

財務・人事ゼロが11日発表した、2023年6月期第3四半期の連結決算は、売上高が前期比32.1%増の1010億5200万円、営業利益が29.1%増の37億5200万円、四半期利益は31.2%増の25億円だった。

売上高は、全セグメントで増収となった。マレーシア向けの中古車輸出事業が好調に推移したことに加え、車両輸送の受託台数が増加したことが主に寄与した。営業利益は、燃料費単価高騰の影響を受けたものの、全セグメントで稼働率上昇などに伴い増益となった。

国内自動車関連事業の売上高は2.12倍の431億2600万円だった。主幹の車両輸送事業は、主に中古車輸送と新車輸送で車両輸送受託台数が増加したことで増収となった。また、ゼロ・プラスIKEDAの連結子会社化に伴い、同社の売上高が純増だったことも寄与し、国内自動車関連事業全体でも増収となった。

営業利益は2.11倍の35億9700万円だった。原価面で原油価格の高騰と急激な円安に伴って燃料単価と海上輸送の燃料サーチャージが上昇した影響を受けたが、売り上げ面で2022年9月から燃料サーチャージ制を導入したことで燃料費高騰の影響を打ち消したほか、稼働率上昇などによる効果で増益となった。

24年6月期の通期業績は、売上高が11.2%増の1190億円、営業利益が9.9%増の43億円、最終利益は8.4%増の27億5000万円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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