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大和物流、製造業手法導入で「物流革新」始動

2026年5月7日 (木)

ロジスティクス大和物流(大阪市西区)は4月28日、製造業の標準化・品質管理手法を物流現場へ導入する「物流革新プロジェクト」を4月2日から本格始動したと発表した。横河電機子会社の横河マニュファクチャリング(東京都武蔵野市)の支援を受け、物流オペレーションの属人化解消や品質平準化を進め、全国で一貫した高品質な物流サービス提供体制の構築を目指す。

▲「物流革新プロジェク」キックオフの様子(出所:大和物流)

物流業界では、人手不足や2024年問題への対応に加え、荷主ごとに異なる運用ルールやシステムへの個別対応が常態化しており、拠点間で業務品質や作業効率に差が生じやすい構造が課題となっている。大和物流は、製造業で培われた標準化やKPI管理、現場改善のノウハウを物流へ応用することで、全国拠点のオペレーション統一を進める。

プロジェクトでは、横河マニュファクチャリングが製造現場で展開してきた「YOKOGAWAメソッド」を導入。まず大阪市西成区の「大阪南物流センター」をモデル拠点とし、現場作業の可視化や標準化を進める。作業効率や品質向上に関するKPIを設定し、改善成果を定量的に管理する「標準モデル」を構築する計画だ。

26年度は現状把握や早期改善、デジタルツールを活用した予実管理などを進め、27年度以降は現場主導で改善を継続できる組織づくりへ移行する。あわせて、各拠点へ改善活動を展開する「エバンジェリスト」(伝道師)の育成も進める。ハイパフォーマーの行動特性や改善活動を言語化・標準化し、現場主導で継続改善できる「自走する組織」の形成を狙う。

同社は、第8次中期経営計画で「最適な物流環境を具現化する現場・実行能力の強靭化」を掲げており、今回の取り組みを経営基盤強化の中核施策とする。今後はモデル拠点で得た知見を全社へ横展開し、物流センター運営や拠点収支管理、人的資本経営などにも反映していく考えだ。

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