サービス・商品サプライチェーン可視化を手がける米フォーカイツは5日、在庫管理ソリューション「Inventory Twin」の機能強化を発表した。輸送遅延や在庫不足リスクなど物流実行データをリアルタイムで在庫計画へ反映し、S&OP(販売・業務計画)と物流現場の分断解消を狙う。
従来、S&OP部門はERP由来の在庫データや需要予測を基に週次・月次で計画を策定する一方、物流部門は輸送状況や港湾混雑、配送遅延などリアルタイム情報を扱っており、両者の連携不足が課題となっていた。フォーカイツは、実行データを継続的に在庫計画へ反映することで、計画と実運用の乖離縮小を図る。
新機能では、在庫量や輸送中貨物、需要状況を施設単位で監視し、安全在庫割れリスクを最大14日前に検知。対象製品や拠点、影響売上額まで可視化する。在庫リスクダッシュボードでは、在庫回転率や欠品リスク、供給日数などをリアルタイム表示する。
また、AI(人工知能)が近隣拠点の余剰在庫や需要予測、輸送状況を分析し、在庫移送案を自動提案する機能も追加。提案はコスト、輸送速度、ネットワーク全体への影響を基準に順位付けされる。さらに、最大5か所の物流センター在庫を比較し、中長期視点で在庫移送判断を支援する。
提案を採用すると、同社の輸送手配機能「Booking Connect」と連携し、AIが最適キャリア選定から配車、追跡開始まで実行する。計画策定から輸送実行までを単一基盤で完結させる。
需給変動や港湾混雑、輸送遅延など不確実性が高まるなか、在庫配置最適化とリアルタイム可視化の重要性が増している。同社は、在庫・輸送・受発注情報を統合するデジタルツイン活用によって、従来型S&OPの刷新を進める考えを提示する。
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