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日本トレクス、一部自動化のトレーラー工場を新設

2023年5月12日 (金)

拠点・施設極東開発工業のグループ会社、日本トレクス(愛知県豊川市)は12日、本社内に新工場を建設すると発表した。同社の主力製品であるトレーラーの生産を目的としたこの新工場は、投資額40億円を投じ、2024年5月の完成とする計画。

▲新工場の完成イメージ(出所:極東開発工業)

新工場では、トレーラーの溶接と塗装を一貫したラインで行うことにより、現行の生産工程での高所作業を削減し、より安全な作業環境の構築を目指している。さらに、各工程での自動化による省力化と省人化を推進し、塗装やショットブラストなどの重要な工程をロボット化することで、生産能力は現行比で40%向上すると見込まれている。

環境配慮の観点からも、部品塗装を粉体塗装化することで、揮発性有機化合物(VOC)の年間排出量を6.3トン削減することが可能となる。また、太陽光発電の設置により、CO2排出量も年間3.2トン削減することが見込まれている。

大量輸送と効率化のニーズの高まり、そして2024年の働き方改革に向けた動きを受け、トレーラーの需要が急増している。新工場の建設により、日本トレクスはトレーラの生産体制を強化し、納期の短縮と製品品質の向上を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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