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桜島埠頭決算、荷役業務の売上減少するも増益

2023年5月12日 (金)

財務・人事桜島埠頭が12日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比7.9%減の38億6500万円、営業利益が44.5%増の1億5700万円、最終利益は9%増の1億9300万円だった。

ばら貨物部門の売上高は21億7800万円だった。大型クレーンを使用する荷役業務が、主に石炭の取扱数量が減少したことなどで、総荷役数量は223万トンと、前期に比べ36.8%減少。荷役業務の売上高は7億7200万円となった。海上運送業務は、内航船による石炭輸送業務が減少したことで、売上高は3億3700万円だった。

保管業務は、倉庫、野積保管業務ともに取扱数量が減少したが、在庫需要が活発だった結果、売上高は3億4300万円となった。その他業務は、子会社の陸上運送の売り上げが値上げ効果もあり回復基調で推移したことに加え、荷役作業に付随する雑作業などが増加し、売上高は7億2500万円だった。

物流倉庫は、売上高が4億7000万円となった。期中に営業倉庫として運営していた冷蔵倉庫の業態を変更し、主に冷食の宅配事業を営むパートナーと新たな取り組みを構築したことが寄与した。

24年3月期の通期業績は、売上高が3.5%増の40億円、営業利益が8.2%増の1億7000万円、最終利益は27.5%減の1億4000万円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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