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日本郵船、航海日誌のDX化で船員負担を軽減

2023年5月15日 (月)

ロジスティクス日本郵船は15日、古野電気と電子航海日誌(ログブック)サービスに関わる合意書を4月末に締結したと発表した。航海用電子ログブックに関する基本合意は日本企業で初めてという。

▲基本合意書締結式典の様子(出所:日本郵船)

ログブックは船舶運航に関する事項を記録する書類。海難事故が発生した際の証拠として保全される重要書類だが、手書きで運用されているため、作業負担の大きさや記載内容の正確性が課題となっている。

同システムを航海計器と接続することで、航海計器から取得したデータの自動入力や運航データの自動計算、作業記録時のテンプレート活用などが可能になる。さらに、海難事故時における容易な情報共有や船上からのデータ収集、陸上側での解析支援が可能になる。

船員の労働時間規制などの見直しなどを含めた改正船員法の施行を受け、IoT(モノのインターネット)技術を駆使した船員の労働負荷軽減が推進されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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