財務・人事東洋埠頭は15日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比1.2%増の351億円、営業利益は同18.1%増の11億5500万円、最終利益は14.7%増の11億2400万円と増収増益だった。
国内総合物流事業セグメントの売上高は0.9%増の312億7200万円、セグメント利益は同24.5%増の10億9500万円だった。倉庫業の入出庫数量は328万トンと前年比ほぼ横ばいだったものの、平均保管残高は28万トンと前期を大きく下回った。麦などの取り扱いが増加したものの、米や輸入食品類、石油化学品などの取扱いが減少した。港湾運送業は穀物などの取扱数量が減少し、ばら積み貨物の取扱数量は492万トンと減少したもののコンテナ取扱数量は増加した。自動車運送業はコンテナ貨物の取扱数量が増加。そのほかの業務では新規施設の稼働により物流関連施設の賃貸に伴う収入が増加した。
国際物流事業セグメントの売上は2.7%増の42億1100万円、セグメント利益は44.4%減の4800万円だった。中央アジア向け輸出貨物の取扱いが増加したものの、海外拠点での作業や施設の費用が大幅に増加した。
26年3月期の通期予想は、売上高は8.3%増の380億円、営業利益は12.5%増の13億円、最終利益は11.1%減の10億円とした。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com