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ゼロコ、G7広島で食材の鮮度を長期間保つ技術紹介

2023年5月22日 (月)

イベント鮮度保持機器の製造、販売などを手掛けるZEROCO(ゼロコ、東京都渋谷区)は22日、温度約0度・湿度100%弱の保管環境で食材や食品の鮮度を長期間保つ技術「ZEROCO(ゼロコ)」を、G7広島サミットの国際メディアセンタープレゼンテーションコーナーで展示したと発表した。

▲出展の様子(出所:ZEROCO)

「ZEROCO」は、日本の伝統的な農作物長期保管の手法「雪下野菜」の原理を基に、温度約0度・湿度100%弱の保管環境を実現することで食材や食品の鮮度を長期間・高品質に保つことを可能にした鮮度保持技術。鮮度保持のみにとどまらず、素材本来のおいしさも引き出すことができるという。

国際メディアセンターのプレゼンテーションコーナーでは、広島が本社のパン製造・販売会社のアンデルセンと協力し、「ZEROCO」で約3か月保管したメロンをアンデルセン特製のデニッシュに乗せた商品や、製造後に「ZEROCO」で保管し、緩慢冷凍にかけた後に解凍した生クリームをたっぷり使ったフルーツサンドなどを提供した。

同社では、技術をサプライチェーンの川上に導入することで、生産者の出荷業務の負担が削減されることに加え、輸送地域も今まで以上に広域化し様々な地域の生活者にフレッシュな食材を届けることが可能になり、フードロス削減にも貢献できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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