三菱ふそう、ポルトガルでEVトラックの量産開始

荷主三菱ふそうトラック・バス（川崎市幸区、MFTBC）は、完全子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパ（ポルトガル）で、小型EV（電気自動車）トラック「eキャンター」新型モデル生産開始の記念式典を22日に実施したと発表した。

▲欧州市場向けの電気小型トラック「eCanter」新型モデル（出所：三菱ふそうトラック・バス）

eキャンターは、ダイムラートラックが生産する初の小型EVトラックとして2017年に発売。それ以来、日本・欧州・米国・豪州・ニュージーランドで550台以上が納車されている。23年3月には、川崎製作所で新型eキャンター国内向け車両の生産が開始されており、今回それに続いて欧州向けのEVトラックがポルトガルのトラマガル工場で開始された。

MFTBCは22年9月にフルモデルチェンジした新型eキャンターを発表。その後も車両バリエーションの拡張に加え、充電や車両運用をサポートするソリューションサービスの提供などによってEV車の拡大を目指している。三菱ふそうは、ダイムラートラックグループの一員として、39年までに欧州・日本・北米地域ですべての新型車両のカーボンニュートラル化を目標として掲げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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