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国交省、CTの外来トレーラー自働化実証結果を公表

2023年5月26日 (金)

行政・団体国土交通省は26日、2020年度から実施するコンテナターミナル(CT)での外来トレーラーの自働走行について、現場実証の結果を公表した。

(出所:国土交通省)

実証は「ヒトを支援するAI(人工知能)ターミナル」の取り組みの一環で実施した。公募で選定した実施場所の「横浜港本牧ふ頭地区HDGオフドックバンプール」で、現地調査と模擬フィールドでの自働走行試験を行い、自働走行の安全性を検証した。

具体的には、走行レーンからのはみ出し、GNSS(全地球航法衛星システム)や、各種センサーによる車両位置の検出精度、決められた荷役位置(停止位置)での停止精度、荷役機械との連携を現場で確かめた。

実証の結果、ターミナルを再現した模擬フィールドでは、自働走行の基本動作や安全性に大きな問題がないことを確認した。一方で、社会実装には、車両の走行速度や停止精度向上で一層の技術開発が必要なほか、実際のターミナルをモデルとした運用方法や運用ルールなどを関係者で詳細に検討する必要があることもわかった。

国交省では、実証後も引き続き関係者の理解と協力を得て、ターミナルの生産性向上、労働環境改善に向けた取り組みを進めるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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