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デリバリー協会発足、市場成長へ仕組みづくり急ぐ

2023年5月29日 (月)

ロジスティクス飲食店のデリバリー業態開発を手がけるGlobridge(グロブリッジ、東京都港区)は26日、一般社団法人「日本デリバリー協会」(JDA)が、ことし4月に設立したと発表した。

JDAはデリバリー市場の発展のため、飲食業界が一丸となってデリバリー市場に山積する問題の解決を図るために設立。4月25日のキックオフミーティングでは企業や業界以外も含めた関係者80人が参加し、グロブリッジ社長でJDA代表の大塚誠氏が、協会の設立背景や今後のビジョンを共有した。

大塚氏は、デリバリー事業が新型コロナウイルス禍により成長した単なる副産物ではなく、「できたてでおいしいものを食べられる、食への根源的欲求を満たすもの」だと主張。デリバリーサービスが進化した今になって不便な時代への回帰は考えにくく、今後もデリバリー市場は成長していくとし、「企業や業界の垣根を越え、業界全体の底上げをしていく必要がある」ことを力説した。

JDAはデリバリーにおける「顧客満足」「安心安全」「市場拡大」の理念をもとに、ガイドラインやルール運用の仕組み化▽デリバリー商品のQSSC(品質・スピード・サービス・衛生)基準設定と順守の仕組み化▽デリバリー市場成長への規制緩和、行政特区によるトライアル▽日本食文化デリバリーの世界輸出――の4項目を軸に活動を推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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