国内阪急電鉄はこのほど、SPACER(スペースアール、東京都千代田区)と共同で「スマートロッカーとりクロ」の実証実験を6月6日から開始すると発表した。このシステムでは、手荷物の一時預かりや専用ウェブサイトで購入した商品の受け取りなどが利用できる。
同実証実験では、駅のロッカーを活用した2つの機能を提供する。1つ目は「商品の受取り」で、コストコや阪急電車グッズの商品を、大阪梅田駅または豊中駅のロッカーで受け取ることができる。2つ目は「サービスの利用」で、ショールーミング店舗「Alice land」(アリスランド)でレンタルした人気家電の受け取りや返却、また「スマホスピタル」でのデジタル機器修理の取り次ぎが可能だ。
阪急電鉄は、「とりクロ」で、1時間以内の手荷物預かりを無料とするなど利便性を高める仕組みや、冷蔵機能付きロッカーの併設などを行い、利用者のニーズを検証する。また、実証実験の結果をもとに、提供する商品やサービスの拡大など、駅の利便性をより高めることができる施策を検討するとしている。
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