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トルビズオン、空の道開拓にパートナー企業も参画

2023年6月6日 (火)

サービス・商品上空シェアリングサービスを手がけるトルビズオン(福岡市中央区)は5日、ドローン空路インフラシステム「S:Road」(スカイロード)においてスカイディベロッパー機能をリリースしたと発表した。第一弾として、全国6社(京都府、兵庫県、鳥取県、広島県、佐賀県、熊本県)が登録を完了し、各社はそれぞれの地域で、ドローン空路のリスクアセスメント事業を開始する。

(出所:トルビズオン)

スカイロードは、ドローン運航者と地域空路の調整をする企業のマッチングプラットホーム。特許技術「スカイドメイン」を駆使し、空域情報のデータベース化とその活用推進を可能にしている。スカイロードを介してドローン飛行のリスクを管理し、地域社会との調和を図りながら空域の利用を広げていくことが可能となる。ドローン事業者様向けの新バージョンでは、地域合意の獲得や自治体連携に必要な作業について、地域企業(スカイディベロッパー)のリソースを活用し、大幅にコストダウンする機能を提供するという。

この機能により、地域のドローン事業者は空路のリスクアセスメントや地元調整業務をビジネスとして事業化することが可能となる。具体的にはリスクアセスメント済みの空路データ(スカイドメイン)の取引をプラットホーム上で実現。これによりユーザーとなるドローン事業者は、地域合意を完全に取得されたエリアを簡単に利用することが可能となる。ただし、特定飛行等を行うときは国土交通省からの許認可が必要となる。

(出所:トルビズオン)

第一弾のスカイディベロッパー6社はそれぞれが特色ある地域で空路の構築を進めており、各地域の「空の道」は、ドローンスクールの訓練場以外にも、各種点検業務、鳥獣被害対策、農林業データ取得、物流配送など、様々な用途で利用されることが想定されている。同社では、これらスカイディベロッパーとともに、ドローンの技術発展と社会受容性向上を同時に実現し、住民を積極的に巻き込んだ空路インフラを構築するという新たなカルチャーを築くとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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