商船三井、関西電力と専用船輸送契約を締結

（出所：商船三井）

環境・CSR商船三井は8日、関西電力とLNG（液化天然ガス）燃料ばら積み船による専用船輸送契約に関する基本協定書を締結し、大島造船所（長崎県西海市）とばら積み船の建造に関し基本合意に至ったと発表した。

LNG燃料ばら積み船は、関西電力の火力発電所である舞鶴発電所（京都府舞鶴市）向けの既存専用船に次いで海外炭輸送船隊の一翼を担うべく、2026年後半の完成を予定している。商船三井グループでは、LNG燃料船については自動車船、ばら積み船、タンカー、フェリー、タグボートなどで既に発注・建造しており、今回のばら積み船が17隻目のLNG燃料外航船となる予定。

LNGは従来の船舶燃料油に比べて、温室効果ガスである二酸化炭素については25％、硫黄酸化物については100％、窒素酸化物については85％の排出削減。

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