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凸版の商品パッケージ校正ツール、小売流通で採用

2023年6月13日 (火)

▲「review it! for Package」の画面イメージ(出所:凸版印刷)

サービス・商品凸版印刷は13日、商品パッケージの構成作業を自動化できるシリーズ第2弾「review it! for Package」(レヴュイット)が、流通小売業界で初めて、日本生活協同組合に4月より導入されていると発表した。

レヴュイットは、目視確認や読み合わせで確認する表示原稿と制作中のパッケージのデザインデータとの比較を自動で行う。確認作業者の負荷削減とヒューマンエラー防止が可能。また、2つのPDF間での差分を自動で抽出し、デザインへ修正が入った際の前後版の比較や、入稿データと版下データの差分確認時の目視確認負荷を削減する。

さらに、オンライン校正・回覧が可能なので、リモートワークなど時間や場所を選ばない働き方や業務上のペーパーレス化、複数人同時での回覧業務など、業務全体の効率化に貢献する。

今回導入を開始した日本生協連では、新商品開発や製品のリニューアルなど毎年1000点におよぶプライベートブランドのパッケージ制作時に、記載内容に誤りがないかなどの確認作業を目視で行っていた。そのため、ダブルチェックの体制構築や複数部門での回覧などの確認作業に大きな負担がかかっていた。また、主に紙面に出力して業務を行っていたため、出勤時でないと業務が進められないなどの課題があった。

review it! for Packageの初期費用は84万8000円からで、月額10万円から。シリーズ第1段の「review-it! for Document」の初期費用は90万円からで、月額10万円からとなっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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