ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鉄道・運輸機構、SESケミカルタンカーが進水

2012年10月24日 (水)

ロジスティクス鉄道・運輸機構は23日、499総トン型SES(スーパーエコシップ)ケミカルタンカーが11月5日に進水すると発表した。

SESは、電気推進システムを採用することでCO2排出量の大幅な削減といった環境負荷低減、大幅な省エネを実現するほか、船内環境(騒音・振動)を大きく改善する最新鋭の船舶で、建造隻数が増加している。

本船は、大光船舶と鉄道・運輸機構が共有建造しているもので、IHIマリンユナイテッドと建造契約を結び、浦共同造船所で建造している。

竣工後は上野トランステックが運航し、主に一般ケミカルやガソリン、灯軽油などの石油製品を運ぶ。

兵庫県で建造されるSESは初めてで、SESの特長の一つである設計の自由度を活用して船尾バルブ付最適船型を適用するとともに、ラインシャフト二重反転プロペラなどを採用して推進効率の向上を図っている。