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ルノー、最新技術で運転者の安全性と快適性向上

2023年6月27日 (火)

国際大手トラックメーカーの仏ルノー・トラックは26日、ドライバーの安全性と快適性を向上させるため、自社のトラックに大幅な改良を加えたと発表した。同社の2024年大型モデル車には、最新の運転支援技術と緊急ブレーキ・システムが組み込まれており、ドライバーや積載物、他の道路利用者の安全を確保する。

具体的には、車両全周にレーダーとカメラを搭載することでドライバーの視野を広げ、他の車両または人との接触リスクを軽減する。さらに、オプションで最大5台のカメラを追加でき、車両環境・積載物・連結中の第5輪の監視も可能になる。

(出所:ルノー・トラック)

ドライバーにはトラックとトレーラーのタイヤ空気圧レベルが自動的に通知され、異常があれば警告が発せられるため、過剰な燃料消費やタイヤの破損を防止できる。また、制限速度を検知してドライバーに警告するカメラを備えた速度違反警告システム(ISA)も搭載されており、法定速度違反による事故発生や罰金のリスクを軽減できる。

さらにドライバーの安全性を高めるため、正面衝突などで車両前方から強い衝撃を受けたときに、装着したシートベルトを瞬時に巻き取り乗員の拘束性能を高めるプリテンショナーシートベルトをエアバックと組み合わせて装備。

燃料消費量とCO2排出量を削減するため、走行中に地形データをコンピューターに送信し、ギアシフトを最適化するシステムも搭載している。これにより、効率的な走行計画や運転スタイルを確立できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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