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ユーザックシステム、業務の改善事例を公開

2023年6月28日 (水)

ロジスティクス業務プロセスの自動化を支援するユーザックシステム(大阪市)は28日、有馬芳香堂(兵庫県加古郡)における受注・出荷業務改善事例を公開した。

豆類・ナッツ類・珍味類の販売などを営む有馬芳香堂には、流通BMSやWebEDI、さらに数百社におよぶ全国の小売店や問屋からFAXや電話で注文依頼が届くが、基幹システムとEDI(電子データ交換)システムの連携に課題を抱えており、業務効率向上を目的に、受注から出荷までの業務プロセスを一元化できる「名人ソリューション」を導入した。結果として、1日1時間半の作業時間を削減できたという。

名人ソリューションには、基幹システムや物流システムとの連携をシンプルに実現するEDIシステムがあり、多種多様な受注形式(流通BMS・Web-EDI・メールEDIなど)のデータの一元管理が可能。データの送受信だけではなく、訂正や緊急発注入力・納品書や納入明細書・ピッキングリストの発行など、EDI業務に必要な機能を搭載している。

また、ハンディターミナルとバーコードを活用し、正確・迅速な検品を行うためのシステムも有し、目視検品によるミスや業務の属人化の解消に貢献する。

有馬芳香堂によると基幹システムは20年以上前から運用しており、受注システムや送り状発行システムと連携しておらず、手入力やCSV出力などでシステム連携を行っていた。取扱商品は200種類以上あり、目検で行っている出荷検品作業者など現場の負荷が大きかった。同システムの導入により現場からは、「従来よりも処理スピードが劇的に早くなり、ストレスも無く、仕事がスムーズになった」「導入後に、人的な誤出荷はほとんど起きていない。担当者の残業が激減した」などの声がある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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