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伊藤忠都市開発、物流施設をブラックロックに譲渡

2023年6月29日 (木)

▲箕面物流センター外観(出所:伊藤忠都市開発)

拠点・施設伊藤忠都市開発は29日、伊藤忠商事と山陽電気鉄道と共同で開発した「箕面物流センター(仮称)」をBlackRock(ブラックロック、米国)オルタナティブ部門が運用する私募ファンドに譲渡したと発表した。伊藤忠都市開発によると、エリアポテンシャルや建物の形状、スペックなどがブラックロックのニーズに合致したことから、譲渡することにしたという。

▲休憩室(出所:伊藤忠都市開発)

同施設は鉄骨造・地上4階建てで、敷地面積は2万166平方メートル、延べ床面積は4万2582平方メートル。立地面では、新名神高速道路箕面とどろみインターチェンジから1.5キロで、全国配送にも利用しやすいエリアに位置し、周囲には大規模なニュータウンがあり、町の活性化が進んでいる地域。2021年12月に着工し、ことし1月に完成した新築物件だ。

伊藤忠グループは、国内で36件、46万坪の物流施設開発の実績を持つ。開発後の物件については、自らがスポンサーを務めるアドバンス・ロジスティクス投資法人や国内外の機関投資家への譲渡を実施している。

箕面物流センター(仮称)物件概要
所在地:大阪府箕面市森町西2-4-1
アクセス:新名神高速道路箕面とどろみインターチェンジ1.5キロ
敷地面積:2万166平方メートル(6100坪)
延床面積:4万2582平方メートル(1万2881坪)
構造:鉄骨造・地上4階建、スロープ型物流施設
工期:2021年12月着工、2023年1月完成

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LOGISTICS TODAY編集部
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