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【4-9月期】センコー、大型設備投資効果で増収

2012年10月30日 (火)

ロジスティクス2013年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期2Q2012年3月期2Q増減率
売上高144,412126,83713.9%
営業利益4,6583,80122.6%
経常利益4,7113,65528.9%
当期純利益2,6741,64562.5%
■大型設備投資効果で増収13.9%
センコーは30日、4-9月期決算を発表した。前期に千葉県野田市や北海道北広島市、宮崎県日向市などに開設した大型設備投資の効果や、「スマイル」「中国ピアノ運送」をM&Aで子会社としたことなどにより、連結売上高は1444億1200万円と13.9%の増収となった。

利益面では、売上拡大効果、M&A効果、コスト削減効果、生産性向上などがあったことで、営業利益が46億5800万円と22.6%の増益、経常利益は47億1100万円と28.9%の増益となった。純利益は26億7400万円で62.5%の増益。

■商事・貿易部門の売上2倍増
物流事業は、流通ロジスティクス事業で前期に稼働した大型拠点の開設効果により、GMS(総合スーパー)向けの物流が伸長。住宅物流事業では、住宅資材物流が伸び、中国ピアノ運送の収益も寄与したことで、事業収入は1125億1600万円と1.9%の増収。

商事・貿易事業は、スマイルの子会社化や貿易、石油販売事業が拡大したことなどが寄与し、事業収入は303億6900万円で2倍増となった。

■通期見通し、1.7%減収に修正
通期業績は、物量の停滞動向を織り込み、連結売上高を2950億円と前回発表時に比べて1.7%の減収、営業利益を100億円と2%の減益にそれぞれ修正した。