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キャセイパシフィック、SAFを貨物便で導入

2023年7月10日 (月)

国際キャセイパシフィック航空は10日、航空貨物便に持続可能な航空燃料(SAF)を導入したと発表した。同社は2030年までに総燃料使用量の10%にSAFを使用する目標を掲げている。

SAFは、シンガポールのチャンギ空港で、キャセイパシフィック航空の貨物便4便(6月7日、14日、28日の香港行きCX2076便、6月30日のペナン行きCX2074便)に給油された。

燃料はエクソンモービル・アジア・パシフィックがブレンドと供給を行った。100%使用済み食用油から製造されており、国際持続可能性と炭素認証(ISCC)EU基準を満たしている。従来のジェット燃料と比較し、GHG(温室効果ガス)排出量を90%近く削減できるという。

同社は2022年に「キャセイパシフィック航空コーポレートSAFプログラム」を開始。プログラムを通じて、SAFの使用することで、法人顧客に出張や航空輸送による二酸化炭素排出量を削減する。現在、8社が参加しており、2023年は参加法人数を、さらに増やしていく考え。

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LOGISTICS TODAY編集部
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