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エニキャリ、ランチボックス再利用実験に参加

2023年7月11日 (火)

調査・データエニキャリ(東京都千代田)は11日、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、三井不動産・三井不動産商業マネジメント・NECソリューションイノベータの3社が、東京・日本橋室町エリアで開始した、リユース容器「+R Smart Lunch Box」(プラスRスマートランチボックス)を活用した実証実験のデリバリーパートナーとして協力すると発表した。

▲実証に使用するランチボックス

同実験では、使い捨てランチボックス容器をリユース容器に代替することで使い捨てプラスチック容器の製造ならびにプラスチックごみ・容器ごみの廃棄に伴うCO2排出量の削減を図る。ランチボックスに利用される素地は、「PETボトルリサイクル推奨マーク」を取得しており、ペットボトルのリサイクル材を25%以上使用したエコな素材だ。ユーザーが楽しみながら環境に貢献できるよう10種類のカラーバリエーションを用意し、カラーはランダムで提供される。

また、蓋のQRコードを読み込むとランチボックス色に応じて、コンテンツ作成に協力したた中高生の感性が生きた写真のエフェクトデザインや三井ショッピングパーク公式通販サイト「&mall」(アンドモール)での買い物体験など、10種類のコンテンツを楽しめる。食べた後のランチボックスを指定の返却スポットへ返すとスタンプが貯まり、アンドモールのクーポンとの交換や抽選で商品が当たる。

ランチボックスの利用者は、エニキャリが展開する「COREDO(コレド)シェアステデリバリー」のLINE公式アカウントで注文・支払いを完結できる。飲食店は、注文情報に基づいて、ランチボックスを使った弁当を所定の場所まで持ち込む。持ち込まれたランチボックスは配送業者がピックアップして、オフィスごとに所定の場所へ集約配送されると、LINEに通知が届き、利用者は所定の場所でランチボックスを受け取る。食べ終わった容器は指定の返却ボックスに返却し、各飲食店で洗浄のうえ再度活用される。

▲+R Smart Lunch Boxのサービス概要(出所:エニキャリ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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