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バイオマス素材の梱包用紙テープが発売

2023年7月12日 (水)

▲バイオマス由来の梱包用紙テープ(出所:テサテープ)

環境・CSRテサテープ(東京都港区)は12日、バイオマス素材を使用した梱包用紙テープ「tesa(R) 60408」の販売を開始したと発表した。バイオマス素材とは再生可能な生物由来の有機性資源を指し、従来の石油由来の合成材料とは異なる方法で製造されたもの。

新製品の紙テープは、天然素材であるFSC認証紙の基材と天然ゴム・天然粘着付与材樹脂で作られた粘着剤を組み合わせた梱包用粘着テープで、含まれる炭素の92%はバイオマス由来。この含有率は粘着テープ業界でも最高レベルの実測値として、ドイツの検査試験会社とドイツ規格協会DINが 出資する認証審査会社DIN-CERTCOによる公式認証を取得している。また、段ボールについたまま古紙としてリサイクルできる製品として、国際脱インキ産業連盟が定める脱墨性認証INGEDE 12も取得。

同社によると粘着テープの市場では、バイオマス由来の素材を使用した製品開発が注目されており、樹脂を合成する従来の工程も発酵作用や生体触媒など、自然界の作用を活用した工程への置き換えが進んでいる。これにより工程で消費されるエネルギーや水資源の減少、廃棄物の削減が可能になる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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