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JAL、貨物用ストレッチフィルムにバイオマス素材

2025年9月29日 (月)

ロジスティクス日本航空(JAL)は29日、貨物の積み付けや保管に使用するストレッチフィルムに、マスバランス方式を採用したバイオマス素材を導入すると発表した。国内の航空会社としては初の取り組みで、10月以降、国内空港で順次展開する。

▲導入するストレッチフィルム(出所:日本航空)

マスバランス方式は、原料を混合する際に各原料の特性を製品に割り当てる仕組みで、石油由来品と同等の性能を保ちながらバイオマス素材を利用できる。今回のストレッチフィルムはバイオマスナフサを由来とする素材を25%配合し、従来と同等の品質を確保した。導入により年間50トンのCO2排出削減効果が見込まれる。

JALは中期経営計画「ローリングプラン2025」で、貨物資材に環境配慮素材を100%導入する目標を掲げている。対象となる資材は成田空港で検証を経て採用が決定。製造には三井化学、プライムポリマー、タニックス、司化成工業が協力している。

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