環境・CSRテサテープ(東京都港区)は6日、再生材料を使用した梱包用フィルムテープ2製品の販売を開始したと発表した。これにより食品・飲料・製薬・物流などの業界に対し、従来のバージンプラスチックを使ったフィルム系梱包テープに代わるサステナブルな選択肢を提供するという。

▲再生PETの梱包用フィルムテープ(出所:テサテープ)
販売される梱包用フィルムテープは、石油資源使用量やプラスチック廃棄物の削減に貢献するポストコンシューマーリサイクル材料(PCR)を70%使用したポリエステル素材と、水系アクリル粘着剤を組み合わせて作られている。高い強度と耐摩耗性があり、切れや破れへの耐性に優れているほか、段ボールについたままでも古紙としてリサイクルできる特徴がある。また、リサイクル性において国際脱インキ産業連盟が定める、脱墨性認証(INGEDE 12)を取得している。
同社は2030年までに製品の原材料のうち、バージンプラスチックの割合を50%へ半減させること、製品と梱包材の原材料のうち70%をリサイクル材料またはバイオマス素材への切り替えを目標に掲げている。
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