ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

地理情報活用で担当エリアの見直し改善、ヤマト

2023年7月14日 (金)

認証・表彰地理情報システム(GIS)開発大手ESRI(米国)の日本法人ESRIジャパン(東京都千代田区)は14日、米・サンディエゴの国際会議場とオンラインで二元開催されているESRIのユーザーカンファレンスで、ヤマト運輸がSAG(スペシャル・アチーブメント・イン・GISアワード)を受賞したと発表した。同賞はESRIが同社のプラットフォームユーザーである企業や政府、自治体、研究機関などのなかから、先進的かつ革新的なGISの活用により、社会変革に貢献したと評価する団体を表彰するもの。

▲ヤマト運輸の先進的かつ革新的なGISの活用が評価された(出所:ESRIジャパン)

ヤマトが評価されたのは、GISを活用したエリアマネジメントシステムの開発。日本の宅配事業における第一人者として、配達員の担当エリア見直し業務の負担を軽減し、また、意思決定支援に寄与したことが高く評価された。

同社は、従来はアナログで管理されていた荷物情報、例えば配達エリアや時間、担当者、個数などを一元的に集約し、配達業務の効率化を図ること目的に同システムを開発した。ドライバーの担当エリアを見直す際、以前は紙の地図に一日の配達先をメモするなどアナログな手順を踏んでいたが、デジタルの地図上で地域を選択すれば荷物量の集計ができるようにし、集計や検討の時間を大幅に削減したという。

▲ヤマト運輸が開発したエリアマネジメントシステムの画面

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com