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百五銀、東紀州物流・流通トライアル事業を実施

2012年10月31日 (水)

荷主百五銀行(三重県津市)と百五経済研究所(同)は31日、県内事業者の販路拡大を目的に、実験事業「東紀州地域物流・流通トライアル事業」を実施すると発表した。

三重県、三重県農林水産支援センター、東紀州観光まちづくり公社、スーパーサンシ、大井運送、フレッシュ物流の協力を得て実施するもの。

金融機関グループが物流・流通ルートまで関与するトライアル事業は、三重県では初の試み。

トライアル事業は、生産者・加工事業者と物流事業者、スーパーなど流通事業者間のネットワークづくりや調整を行うことにより、東紀州地域の事業者と中・北勢地域の小売店を結び、農林水産物やそれらを原材料とした加工品の販売を行う。

東紀州地域は運送ルートや荷物の集配時間などの物流面で課題があり、個々の事業者では販路の確保が困難。そこで、百五銀と百五経済研究所が中心となり、三重県最大の消費市場である北勢地域への物流・流通ルートを確保し、東紀州地域の農林水産品・加工品の販売を実施する。

事業は11月2日から11日まで、スーパーサンシ桑名店、日永カヨー店、河芸店の3店に「東紀州コーナー」を設置する。販売する東紀州産品は、特産の柑橘(温州みかん、マイヤーレモン、新姫)、「ファストフィッシュ(レンジ商品など)」、「こだわりの干物」、三重ブランド「熊野地鶏」など。