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危険物倉庫8棟構成、プロロジスパーク古河6開発へ

2023年7月20日 (木)

拠点・施設プロロジスは20日、茨城県古河市において、HAZMAT(hazardous material、危険品の略)倉庫8棟からなる物流施設「プロロジスパーク古河6」の開発を計画していると発表した。2024年2月に着工、同12月の竣工をめざす。

▲手前:プロロジスパーク古河6開発イメージ(出所:プロロジス)

同施設は、多様な用途で利用できるマルチパーパス型ロジスティクスパークとして開発を進めている「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地(総敷地面積約17万7000平方メートル)内に開発する。

HAZMAT倉庫で取り扱う危険品は、成分容量によってはヘアスプレーや化粧水、香水も含まれることがあり、対象商品は年々増加している。そのため、サプライチェーンの最適化への要望や法令順守の意識の高まりに伴い、全国的にHAZMAT倉庫への需要が急増しており、とりわけ賃貸型HAZMAT倉庫のニーズが強まっている。5月に竣工したマルチテナント型施設プロロジスパーク古河4に併設されたHAZMAT倉庫も、竣工と同時に満床となったこともあり、さらなる保管ニーズへの対応として、プロロジスパーク古河4の入居企業向け施設として新たなHAZMAT倉庫を開発することで、普通品と危険品の一体運用をサポートする。隣接地でのHAZMAT倉庫の併用は、倉庫管理者の人的負担が軽減されるほか、輸配送面でも輸配送距離を短くすることが出来るため、合理的で効率的な運用が期待できる。

プロロジスパーク古河6では、同社の15年にわたるHAZMAT倉庫の開発・運営ノウハウと、さまざまな方法で危険品保管のニーズに対応してきた実績を生かした設備を備える。泡消火設備を装備し、コンプライアンス順守の観点から安全な保管場所の需要が急増しているリチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類などの保管にも対応が可能な施設となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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