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日本海事協、液化水素運搬船設備にAiP承認

2023年7月27日 (木)

ロジスティクス日本海事協会は26日、フランスのエンジニアリング企業、GTTによる液化水素運搬船用の貨物格納設備(CCS)および貨物取扱設備(CHS)に対し、基本設計承認(AiP)を発行したと発表した。

同協会は、GTTの開発した液化水素運搬船用のCCSおよびCHSの設計に対し、液化ガスばら積み運送のための船舶構造および設備に関する国際規則(IGCコード)や国際海事機関(IMO)の「液化水素ばら積み運送のための暫定勧告」を取り入れた、同協会の「液化水素運搬船ガイドライン」に基づく審査に加え、リスク項目の洗い出しと評価を検証し、所定の要件への適合を確認した結果、AiPを発行した。

水素は、燃焼時にCO2を排出しないことから、脱炭素社会を実現するためのクリーンエネルギーとして注目されており、水素を海上輸送するための技術開発が進められている。同協会は、今後もフロントランナーとの協業によって得た知見をガイドラインに取り入れ、業界全体の脱炭素化を支援するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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