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【4-9月期】住友倉庫、港湾・国際輸送の取扱減少

2012年11月5日 (月)

ロジスティクス2013年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2013年3月期2Q2012年3月期2Q増減率
売上高76,86968,30312.5%
営業利益5,0625,089-0.5%
経常利益5,5445,563-0.3%
当期純利益3,1893,0843.4%
■売上高12.5%増加、米海運会社の子会社化が寄与
港湾運送や国際輸送を中心に貨物の取扱いが減少したものの、不動産事業が堅調に推移し、海運事業は昨年9月に実施した米国の海運会社「ウェストウッド・シッピング・ラインズ」の子会社化が寄与、12.5%の増収となった。

また、港湾運送や国際輸送などの取扱減少、前期に竣工した倉庫施設の減価償却費の計上などがあり、営業利益・経常利益は前年同期並みとなった。純利益は、特別損益が改善したことから、3.4%の増益となった。

■物流事業で港湾・国際輸送の取扱減少
貨物保管残高が堅調に推移したほか、前期に稼働した羽生アーカイブセンターの新施設(埼玉県羽生市)で文書など情報記録媒体の取扱いが寄与し、倉庫収入は111億2500万円(3.7%増)となった。

また、コンテナ荷捌きが船会社の航路再編などで減少し、一般荷捌きも円高や世界経済減速の影響などで輸出貨物を中心に低調な取扱いとなったことから、港湾運送収入は184億2600万円で6.7%減少した。

国際輸送収入は、航空貨物の取扱いやプロジェクト輸送が低調で、一貫輸送も日本・欧州間を中心に減少したことなどから、127億500万円で6.6%の減少。

物流施設賃貸収入は前年同期を上回ったが、荷動きが低調であったことで陸上運送収入が減少し、陸上運送ほかの収入は190億6300万円で2.7%減となった。

これらの結果、物流事業全体の売上高は613億2000万円(3.7%減)、営業利益は40億9100万円(3.1%減)となった。