
▲ことし6月に再稼働した伊藤ハム米久プラントの「夢工場」(出所:伊藤ハム米久ホールディングス)
フード伊藤ハム米久ホールディングス(HD)は3日、今後の成長戦略として生産・物流拠点の集約を現状の7割をめどに進めると発表した。さらに製造ラインの自動化を推進し、ソーセージの自動生産能力を5割向上させる。
ことし6月には、子会社の伊藤ハム米久プラント(千葉県柏市)の「夢工場」(静岡県沼津市)を2019年12月の稼働停止以来、冷凍食品製造に特化した拠点として再稼働を開始した。グループ内の冷凍食品生産拠点の集約を目的としたもので、米久デリカフーズ(静岡県沼津市)の静岡工場(静岡市駿河区)での生産を夢工場に移管し、東日本エリアの拠点再編を推進するとともに、冷凍食品市場での競争力を高める狙いだ。
24年からは関東エリアでの物流拠点集約に取りかかり、26年には伊藤ハム米久プラントのケンコー工場(静岡県三島市)を次世代型の高機能工場に建て替え、ハムやソーセージなどの食肉加工品の生産・物流体制を増強する。西日本エリアの生産拠点の再編は25年からを計画する。
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