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名港海運1Q、港湾運送低調で減収経常減益

2023年8月9日 (水)

財務・人事名港海運が9日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比10.1%減の190億5200万円、経常利益が同9.4%減の18億5600万円、最終利益が7.6%増の12億9400万円と減収経常減益。営業基盤となる名古屋港の港湾貨物は、輸出貨物では自動車部品の取扱が減少し、輸入貨物では小麦などの取扱が増加したものの、とうもろこしなどの取扱が減少した。

港湾運送部門では沿岸作業や海外での取扱が減少し、売上高は11.5%減の112億3400万円と低調だった。倉庫保管部門は国内、海外で保管貨物の取扱が堅調に推移し7.8%増だった一方、陸上運送では自動車関連を中心に内国貨物輸送が減少し4.3%減、航空貨物運送部門も需要低下で輸出入ともに減少し53.9%減となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比6.1%減の790億円、経常利益が同10.2%減の62億5000万円、最終利益は7.3%減の43億円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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