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名港海運2Q、主力の港湾運送など低調で経常減益

2023年11月10日 (金)

財務・人事名港海運が10日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比10.9%減の389億4900万円、経常利益が同9.3%減の34億4400万円、最終利益が5.2%増の24億1200万円と減収最終増益。営業基盤となる名古屋港の港湾貨物は、輸出貨物では自動車などが増加し、輸入貨物では原油などが増加したものの、液化天然ガスなどは減少した。

港湾運送部門では船内作業が増加するも沿岸作業や海外での取扱が減少し、売上高は13.1%減の230億3900万円と低調。倉庫保管部門は国内の取扱が減少したが、海外の取扱が増加したことでほぼ前年並みの売上となった。陸上運送部門では自動車関連や鋼材を中心に内国貨物輸送が減少し売上高3.7%減の61億4800万円。航空貨物運送部門も需要低下で輸出入ともに減少し47.4%減と落ち込んだ。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比6.1%減の790億円、経常利益が同10.2%減の62億5000万円、最終利益は7.3%減の43億円と減収減益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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