ロジスティクス日榮新化(大阪府東大阪市)は21日、ヤマトボックスチャーター(東京都中央区)と、ラベル台紙の資源循環型水平リサイクル事業の回収業務に関して、パートナーシップ協定を締結したと発表した。
製品などにラベルを貼り付ける製造工程で、剥がされた後に残るラベル台紙の量は年間で13.9億平方メートルにも上り、ほとんどが廃棄・焼却されている現状を受け、両社はラベル台紙を剥離紙から再生PET合成紙製のリサイクル専用台紙に置き換えることで、使用後の有価回収から水平リサイクルにつなげる仕組みを構築する。

▲資源循環型水平リサイクル事業のイメージ(出所:日榮新化)
使用済みのラベル台紙(リサイクル専用台紙)の回収は、1キロ当たり通常20円で有価回収するほか、回収効率・回収コストの合理化やCO2排出量の削減のために、同事業専用の回収ボックスの利用を促進している。
回収ボックスはヤマトボックスチャーターの輸送ネットワークによって国内全域(一部離島などを除く)で設置され、日榮新化のリサイクル拠点に回収する。日榮新化が設置・回収料を負担する。ボックスの設置・回収依頼はウェブサイトから可能。
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