三井住友海上、宇宙輸送の保険開発などを検討

産業・一般将来宇宙輸送システム（ISC、東京都中央区）は21日、三井住友海上火災保険との間で包括連携協定書を締結し、宇宙輸送に関する事業開発と技術開発、保険活用の推進を図ると発表した。

今回の連携では、宇宙輸送事業に伴う各種リスクの評価とマネージメント、宇宙輸送機の開発と運用に伴う各種技術リスクの評価、宇宙輸送の事業と技術のリスクを移転する各種保険、宇宙輸送と当該領域の保険の社会実装などを検討する。

ISCは、完全再使用型の単段式宇宙往還機（SSTO）を用いた高頻度宇宙輸送を2040年代に実現するため、今後5年間で再使用型の小型宇宙輸送機の開発を目指しており、安全性や信頼性を確保した効率的な運用の仕組みを検討している。

三井住友海上は1975年に日本で初めて宇宙保険の引き受けを開始し、世界初となる月保険の提供や、宇宙航空研究開発機構（JAXA） と宇宙旅行保険事業の共創活動を開始するなどしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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